「ケアステーションかたらい」7月1日より開設
- 2013年10月18日
- 語らいの家通信
代表理事 坪井 信子
かねてよりの念願であった居宅介護支援事業所を開設することが出来るようになりました。
これまで2度開設に向けて努力したのですが、様々な事情から思うようにならず、やっと3度目の正直で
7月1日に開設する運びとなりました。事業所は、デイホーム語らいの家前の道路を挟んだチェリーコート103号室で、ヘルパーステーションかたらいと同じ場所です。
今ほど、認知症の人を支える専門の居宅介護支援事業所(ケアステーション)の必要性を感じることはありません。NPO法人語らいの家では、認知症の人や家族を支える場として、勉強会や家族会、又日中安心して過ごせるデイホームやサロン日ようび、又自宅での生活が困難になった時のグループホーム、そしてケアステーションかたらいでは、安心して地域で暮らし続けることができるようなフォーマル・インフォーマルサービスを考えたサービスプランの作成を目指しています。
語らいの家通信4月号で共用デイの開設をお知らせしました。4月の利用者は少なかったものの、5月からは4名の方が定期的に共用デイ利用となり、デイホームとは違ったグループホームで過ごされています。 一方、東京都モデル事業終了後も「サロン日ようび」の利用者さんは共用デイ利用にシフトできるのではないかと考えています。
まさに、認知症になっても語らいの家に行けば、安心していつまでも地域で暮らし続けることが出来る状況になり、法人の理念に添ったかたちで出来上がっていくことを実感しています。
平成11年にスタートした頃にはとても想像できなかった姿が現実に築かれていくことに、十年の年月の重みをつくづくと感じさせられます。