平成24年度世田谷区提案型協働事業 「認知症の人の介護実態調査」アンケートが終わりました
- 2013年10月18日
- NPO活動
平成24年度世田谷区提案型協働事業「認知症の人の介護実態調査-介護事業所において職員が困難又は満足を感じている事例調査」が終わり、目下アンケート結果の集計、そして訪問調査中です。次号(4月号)で詳しくご報告したいと思います。
調査の対象は、区内の認知症高齢者を対象とする認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、認知症対応型通所介護(認知デイ)、小規模多機能型居宅介護、小規模デイサービス(宿泊デイ含む)など計約70事業所にアンケート調査をしました。
目的は、認知症の方々への 1.自立支援介護(残存能力の維持) 2.行動制限 3.看取り(グループホームのみ) 4.災害対策 以上の項目についてそれぞれ事業所が抱える介護等に対する問題(困難や満足)を知ることにより、今後の研修につなげていくためのものです。
今回のアンケートの集計結果は下記の通りです。
送り先 回答数 回答率
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 22 19 86%
小規模多機能型居宅介護 3 3 100%
認知症対応型通所介護 (認知デイ) 22 13 59%
(小規模)通所介護 25 4 16%
事業形態によって回答率によって大きなバラツキがあります。
現在アンケート後の訪問調査を行っており、回答に不備のあるところには調査員が訪問し出来るだけ詳しく聞き取りを行っております。
世田谷区の地域福祉部介護保険課のバックアップも頂いていますが、あくまで自主回答ですので、部門によってはなかなか回答率が上らなかったことは残念です。
回答の内容をしっかり分析し、各事業所が「認知症の方へ」どのように対応しているか、又いずれ
来ると言われている大規模災害に備えて日頃どのような対策、準備をされているか、等次号で報告を致したいと考えています。