認定特定非営利活動法人の「認定」延長について


                       お 知 ら せ

          認定特定非営利活動法人の「認定」延長が出来ませんでした

 当法人では平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間の「認定特定非営利活動法人」の認定を東京都より受けました。平成29年9月に2回目の認定延長を受けるべく東京都に申請して参りましたが、この度、平成30年12月26日付けにて、都より下記の理由により「認定」の延長は認められない旨の通知を受けました。

<理由>
 平成28年5月から平成29年10月までホームページに、「納涼祭」と「いも煮会」のイベントにおいて賛助会員には無料で招待する旨の案内を掲載し、語らい通信を配布の折、「無料招待券」を会員に送付致しました。これはNPOの本来特定の人に対して対価性のある優遇的な扱いをしてはならないという規定に抵触しますので平成28年、29年度については、賛助会員を会員数と数えません。(但し、寄付会員者は規定外のため会員として数えることができます。)このため、平成28年度と平成29年度の会員数は賛助会員数を含めることができずに、少ない数になり、5年間で会員数500人以上にならずに再認定は認められませんでした。

 平成30年4月からの賛助会員、寄付会員はいままでどおり、会員として数えることが出来ます。「寄付金控除証明書」については平成30年1月1日から12月26日まで支払った会員費は例年通り寄付控除扱いができます。平成31年1月中旬までに証明書をお送りいたしますので、確定申告時にお使いください。

 認定法人取得により、認知症の人、その家族等を支える活動は確固たるものとなり多くの会員や、地域の方々に信頼をもって支えて頂いております。今回「無料招待券」を配布したことにより対価性に抵触したという判断に当法人は驚きを隠しえませんでした。法人としての意識、NPOの知識が足りなかったと言わざるを得ません。このことを契機に、代表、理事を中心に気持ちを新たに認定NPO法人の質の高さを確保し、再取得にむけて努力したいと考えております。

 皆様には今後も引き続き賛助会員、寄付会員の継続をお願いする次第です。
年末になり何かとお忙しいと存じますが、お身体をご自愛くださいませ。

                                     代表理事   坪井 信子